バロットを食べてみよう!


バロットのおいしい食べ方編

とってもおいしいバロット。でも、この食べ方にはちょっとコツがあります。このページを読んでからバロットを食べれば、あなたはもういきなりバロット通です。

まずは、バロットの選び方から。
バロットはご存知のようにあひるの卵ですが、中身は半分ひよこちゃんです。でも、このひよこの成長具合は卵によって違います。で、はじめにバロットを食べる人はなるべくあまりひよこの形になっていないものを選びたいものです。
ひよこがどれぐらい成長しているのかは卵の色を見れば分かります。青くなっているものほどひよこが成長しており、黄色いものはほとんどひよこになっていません。だから、食べるのがちょっと恐いなぁと思う人は黄色いものを選んでください。

次に、食べる場所ですが、これはあまり明るいところじゃないほうがいいです。黄色いバロットもよ〜く観察すると少し気持ち悪いので暗いところを選びましょう。
基本的には夜、道端でまだ熱いバロットを買ってその場で食べる。というのが正しいスタイルのように思います。

さて、いよいよ食べてみましょう。
まず殻のてっぺん(て分かります?とんがったところですね。)を割って穴を明け、中のスープをすすります。これは、結構いけます。バロットが食べられないという人もここまでは大丈夫なようですね。

それから、おもむろに殻をむき始めます。あとは、適当に塩を振りかけ中身を見ずに食べるだけ。黄色いものを選んだのなら普通のゆで卵の黄身と変わらないのでおいしく食べる事が出来るでしょう。白身の部分は小さく硬くなってしまっているので食べずに残す人が多いようです。
勇敢にも青いものを選んだあなたは途中ひよこちゃんに出会う事になるでしょう。しかし、ひるんではいけません。そのまま がぶりっ とかぶりつきましょう。そして、口の中に残った骨や毛を出します。

どうです、おいしそうでしょう?でも、食べ過ぎには注意。精が強い食べ物なので食べ過ぎると胸やけします。
フィリピンでは「ファイトー、いっぱーつ!」ていうときに食べるようです。滋養強壮剤かな?



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